購入する前に知っておきたい「マンションの種類」
マンションと一口にいってもさまざまな種類があります。ここではタワーマンション(タワマン)、低層マンション、リバーサイドマンションをピックアップし、それぞれの特徴やメリットを紹介します。
タワマンとは?
タワーマンション(タワマン)は塔のような外観からタワーマンションとも呼ばれています。一般的には20階建て以上の高層マンションを指しますが、法的な定義が存在しているわけではありません。
タワマンのメリットは何といっても部屋からの眺めがいいこと。戸建ての住宅では見ることができない景色を楽しむことができますよ。周囲に視界を遮る大きな建物がない場所なら遠くの山々や海まで見渡せます。
タワマンの多くは天井が高く設計されており、1階は居住空間として使用されていません。そのため、低層階でも従来のマンションの3階と同等の日当たりを期待できるんです。薄暗い場所で隣の建物の影に隠れて生活する、何てこともなく、常に太陽の光を感じながら生活できますよ。
また、近くにはスーパーやコンビニ、病院、保育施設、図書館など生活に便利な施設が充実しています。簡単な用事なら近所で済ませることもできますね。
低層マンションとは?
一般的に低層建築のマンション物件を指しますが、何階建てまでが低層マンションと呼ばれるのでしょうか?明確な定義はありませんが、3階建て~5階建て以下のマンションが低層マンションとして扱われているようです。戸建てとマンションのいいとこ取りができるとして近年人気が高まっています。
低層マンションのメリットは落ち着きとゆとりがある住環境であること。用途地域の種類が一戸建てを中心とした住宅街を目指しているため、周辺に突然高層ビルが建つなどの環境変化の心配がほとんどありません。
また、低層マンションは総戸数が10戸以下ということも珍しくなく、戸数の多い一般のマンションと違い、住民のコミュニティが形成されやすいという特徴があります。住民同士が顔見知りなので防犯という面でも役に立ちますね。
戸数が少ないためエレベーター待ちのストレスもほとんどありませんし、万が一、地震があっても揺れが少ないので避難もスムーズにできますよ。
リバーサイドマンションとは?
その名の通り、川沿いに立つマンションのことです。眺望や日当たりなどがよく、自然を感じられながら生活できるとして人気があります。
リバーサイドマンションのメリットは都会に居ながらにして自然を感じられること。青空や夕焼け、雨上がりの虹なども窓から楽しめますよ。マンションや戸建てが立ち並ぶ住宅街とは違い土地が拓けているので眺めがよく開放感のある生活を送れます。周囲の建物に風を遮られないので風通しもよく、夏も涼しく過ごすことができます。